内容説明
近代史の闇を覗くと現代の狂気がみえる。人間が抱える不可解さ、不安、そして不条理。時代を超えた疑問は解けるのか。久作の予言なのか…
目次
第1章 闇を恋ふ
第2章 悪戦のはじまり
第3章 近代あるいは東京人の堕落時代
第4章 玄洋社というまぼろし
第5章 久作が幻視した天皇
第6章 昭和への悪意
第7章 淋しい、恐ろしい場所
第8章 最下層の神々
第9章 わが心、狂ひ得ぬこそ
第10章 「ドグラ・マグラ」の復讐
同時代の前線として
著者等紹介
山本巖[ヤマモトイワオ]
1941年北九州市門司区生まれ。早稲田大学卒。1964年西日本新聞社入社。社会部、文化部、北京支局などに勤務。文化部長、論説委員長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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