内容説明
新天地を求めて人々が渡ったアメリカは、未知への希望あふれる大地だった。そこで暮らす人々の悲喜交々を見事に切り裂いてみせたアメリカ文学は、今のアメリカを知る上でも貴重。物語の舞台を歩きながら、名作の世界を読み解いていく著者との文学気まま旅。
目次
日系アメリカ人
サリナスへ
ジョン・スタインベック(John Steinbeck)
フレズノへ
ウィリアム・サロイヤン(William Saroyan)
リンカーンへ
女子サッカー決勝に想う
ウィラ・キャザー(Willa Cather)
大リーグだけでない野球
アメリカンジャズ・ミュージアム〔ほか〕
著者等紹介
那須省一[ナスショウイチ]
1954年宮崎県西都市生まれ。宮崎大学教育学部卒業。1979年読売新聞社入社。国際部デスク、英字新聞デイリー・ヨミウリ編集長などを経て、2010年西部本社の編集委員を最後に早期退社。同年7月末から2011年1月まで、最初の特派員勤務地だったアフリカを再訪する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
321
著者の那須省一氏は元国際部のジャーナリスト。執筆当時は早期退職して悠々自適の身分だった。本書はロスを皮切りにアメリカ大陸を横断してボストンまで、そして帰路は南部を回ってロスへという羨ましいようなアメリカ紀行。アメリカ文学巡礼の旅はスタインベックのサリナスから。以下サロイヤン、カポーティ、マーク・トウェイン、ポー、フィッツジェラルド、サリンジャー、メルビル、ミッチェル、フォークナー、ヘミングウェイなどの所縁の地を訪ね歩く。アメリカは実に広い。そして、アメリカ文学の開拓した領域は広大である。2023/04/15
のび太
2
ヘミングウエイについて調べたいことがありこの本をネットで買いました。アメリカ文学を学ぶ学生さんにお薦めしたい本です。またここの出版社の本は他もお薦めします。2012/05/05
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- 和書
- やさしいコンピュータ科学