南ポルトガルの笑う犬 - アルファローバの木の下で

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863850019
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

52
ポルトガルの不器用で頑固で、臆病で涙もろい。でも人情に厚い人たち。外国から来た人を含めて人間味あふれる友人たちのエピソード。青目さんの突っ込みにくすっと笑ったり、哀愁漂うほろ苦いエピソードに一緒に心がずっしりきたり、ほろっとしたり。そして気づけば、いつもそばに笑う犬がいる。みんなそれぞれの人生から一冊の本ができそう。文章が好みなのでもっと読みたいです。「かまぼこを夫に食べられて地団駄を踏んで泣きわめいた」ってのがすごく親近感。初読みの方で、調べたら青目さんのブログも素敵でした♪ 2018/06/27

Salsaru

8
外国に住んだ経験をすると、優しさに敏感になると思う。受け入れられることの喜び。心が温かくなる本。

ぱせり

5
主にこの町で出会った友人たちの物語であるが、彼らの後ろには、笑顔で控えている犬の姿が見える。著者と友人たちを紹介し、縁をとりもつ気のいい仲人のような犬の顔が。友人たちの「いろんなことを背負ってきた」背中についての話に共感しつつ、著者はいう。「とにもかくにも、私は幸せにならなくてはならない」 「幸せ」という言葉が、特別な言葉みたいに感じた。 2017/05/29

旅猫

0
遠い異国の、どこか懐かしい、切ない話。生まれ育ったところと違うところで暮らすのは、きっと並大抵のことではない。2013/02/21

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