感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
wakitasanfujinka
2
ソビエト侵攻以降、米国・タリバン・軍閥に、アフガニスタン民衆は翻弄され、略奪され、疎外されている。女性の立場を特に代弁して立ち上がる若きマラライ・ジョヤ女史の半生記である。カルザイ大統領就任以降、遅々として進まぬアフガニスタンの様子が非常によく理解できた。アフガニスタン近現代史としては非常に勉強になる。虐げられている人の声を傾聴するのは大事です。でも国家の立て直しとは別の次元だと思います。2012/07/02
ごまめ
1
壮絶な人生の持ち主だ。この方も、この方に影響を与えた活動の先駆者たる女性も、アフガンに生きるすべての体制と戦う人々も。本当の意味でのアフガニスタンの自由を願って止まない。2014/08/27
愛希穂
0
「花を折ることができても、春の訪れをとめることは誰にもできない」 アフガニスタンに興味がないとしても、是非読んでほしいと思う、本当におすすめの一冊。 400ページ近くある本ですが、引き込まれるように読みました。 まだ30代前半の女性ですが、その勇気は本当に素晴らしい。 この本を通して、日本にはアフガニスタンのことが本当に正しく伝えられていないということ。全てがアメリカという国の…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2012/08/20