内容説明
壁紙をビリビリ破ることも、口笛で奏でることも、“白井京子”にとっては同じこと。それはどちらも“白井いさお”が生きている証だから…。
目次
第1章 いっちゃん、病気に(いっちゃん、なんかおかしい!;佐藤京子から白井京子へ ほか)
第2章 リハビリ、がんばる!(手術後のいっちゃん;え?受け入れてくれるんですか! ほか)
第3章 高次脳機能障がいな日々(納谷先生にビビビッ!;帰ってきたよ、大東に! ほか)
第4章 口笛、楽しい!(居場所探しの旅;心にしみた『知床旅情』 ほか)
第5章 メッセージ(これからの夢;伝えたいこと ほか)
著者等紹介
白井京子[シライキョウコ]
1963年生まれ。一般社団法人アイズ代表理事。元々は家庭科教師をしながら普通の主婦をしていたが、43歳の時、夫いっちゃんこと白井伊三雄が全国で一人という症例の脳の病気を発症。重度の高次脳機能障がいとなり、突然介護生活が始まる。介護疲れを癒してくれたいっちゃんの口笛に惚れ込み、口笛を形に残すべく2017年、口笛CD化プロジェクト「プロジェクトS」を発足。2018年にCD完成、コンサート開催。2019年、一般社団法人アイズを設立。現在は当事者家族として高次脳機能障がいの啓蒙・講演活動の傍ら、口笛奏者「いっちゃん」のサポーターとして口笛ライブを企画開催、当事者と介護家族の生の声を届けるキャンディーズプロジェクト、また地元大東市から高次脳機能障がいについて発信しようと活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。