内容説明
これは強い心をもった少年が二つのぶんかにはぐくまれ、のちに日本がせかいとともだちになるやくわりをはたした、本当にあったものがたりです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
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ジョン万次郎は日本人として知っているのですが、外国人からも評価が高いのでしょうか。 何冊も、外人の作品があるようです。 『綱渡りの少女ミレット』の作家であるマッカリーの絵は、冒険絵本としてみごとだと感じました。 漁に出ていた万次郎が遭難してから、アメリカ人に助けられてアメリカに渡り、再び日本に戻るまでの物語ですが、まさに万次郎のアドベンチャーでした。 その後の歴史的な偉業については、万次郎とマッカリーにとっては、別の話だったでしょうか。 そのすっきり感と、絵が素晴らしいと思いました。2014/08/04