内容説明
知的障害や発達障害、不安症や適応障害など特別な支援が必要な中高生が学校生活や社会生活で求められるソーシャルスキルを養うために開発された「スキリング・ワークシート」221点。ワークシートは、自己理解スキル(自己肯定スキル、感情理解スキル、実行機能スキル、ストレス対処スキル、認知行動スキル)と社会適応スキル(コミュニケーション・スキル、アサーション・スキル、集団参加スキル、社会生活スキル、ネット社会生活スキル)の10領域に分類されています。スキルチェックで現状を把握し、伸ばしたいスキルのワークシートに取り組むことができます。ワークシートの使い方、指導のポイントと221点のワークシート、解答例を収録。全てのワークシートはPDFと編集可能なPowerPoint形式でダウンロードできるので、教育現場ですぐに役立てられます。
目次
1章 スキリング・ワークシートを使ってソーシャルスキルを高める(ソーシャルスキル・トレーニングとは;スキリング・ワークシートの使い方;活用のヒント(1) ソーシャルスキルが身に付くまでの5つのフェーズ
活用のヒント(2) [実践事例]自立活動「怒りのコントロール」)
2章 総合スキルチェック&スキリング・ワークシート(総合スキルチェック;自己理解をテーマとしたスキル;社会適応をテーマとしたスキル;スキリング・ワークシート解答例)
著者等紹介
廣田稔[ヒロタミノル]
新潟県の公立中学校教諭。過去には、東京都郊外で学習塾の講師や石川県能登地方で自然体験施設の指導員などを経験。新潟県では特別支援学校や発達障害通級指導教室などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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