内容説明
「自分でやらないと、やれるようにならない。」子供のできることとできないことを見極めて適切な課題を設定し、自発的に持てる力を使うことで能力を伸長させるとともに、教育環境を整え、小中高の12年間を「ことば」でつなぐ。知的障害特別支援学校の「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指した研究活動の集大成。
目次
第1章 「主体的・対話的で深い学び」の基本
第2章 「主体的・対話的で深い学び」を実現する研究活動(研究活動について;高い成果を上げる研究の仕組み)
第3章 知的障害特別支援学校における「主体的・対話的で深い学び」とは(知的障害特別支援学校における「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて;自立活動のベースの上に成り立つ教科学習)
第4章 外部専門家との連携(外部専門家との連携にあたって;外部専門家との連携―連携を成功させるために)
第5章 小・中・高のつながりのある学び(小・中・高のつながりのある教育;「ことば」でつなぐ小学部・中学部・高等部;スケジュール帳の活用でつなぐ小学部・中学部・高等部)
第6章 まとめにかえて(主体的、対話的な学びを描く研究活動を5年間支えて)