目次
第1章 ガバナンス改革と自主・自律
第2章 質保証と大学教育
第3章 大学教職員の能力育成と活用
第4章 人口減少への対応は如何に
第5章 グローバル化と多様化の中で
第6章 企画力を高めるために
第7章 大学改革の先にあるもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roy
4
トピックが充実していて大変参考になる。例えば教職員の差異と経営に関する論点が面白かった。アメリカではプロボストという総括副学長というポストがあり、学長が対外的に責任を負うのに対して、教学担当経験者が就くようで、学内を統括する重要職であるとのこと。大学の経営を考えたときに、大学職員の中には教員役職者なる者を外してしまえばよいという者もいる。しかし、大学の本来業務が教育・研究であり、これを通じて社会貢献を果たしている以上、大学ガ全体のバナンスをその専門職集団の資格を有する教授が就くことは適切な措置である。2020/11/24
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