目次
第1章 高等教育の役割を考える
第2章 変化する諸環境
第3章 高等教育政策の現状と課題
第4章 経営改革に向けて
第5章 職員の役割と能力開発
第6章 教員に求められるもの
第7章 これからの高等教育システム
著者等紹介
山本眞一[ヤマモトシンイチ]
桜美林大学大学院・大学アドミニストレーション研究科・教授。1949年大阪府生まれ。1972年、東京大学法学部卒業後、同年文部省に入り、高等教育局、初等中等教育局、学術国際局、大臣官房、東大および放送大学学園事務局、臨教審事務局などを経て、1989年埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、1992年筑波大学助教授(教育学系・大学研究センター)、1996年同教授、大学研究センター長。2006年広島大学高等教育研究開発センター教授、2008年同センター長。2012年から桜美林大学教授(現職)。1979年筑波大学大学院経営・政策科学研究科への人事院派遣制度による国内留学で経済学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Roy
4
ジアース教育新聞社における連載記事をテーマごとに編集したもの。高等教育に関する様々なトピックやトレンドについて触れられているため参考になる。ただし、すでに10年以上前の内容となっているため、トレンド理解というより背景理解といった方がよいかもしれない。事務職員とはいえこのような動向理解なしに仕事をする時代ではなくなってきているため、恒常的にこういった書籍を通じて情報収集しておきたい。特にこれかれの職員がすべて経営幹部になるというわけではなく、あくまでその一部に過ぎない点を見落とすなという点は興味深かった。2020/11/09