出版社内容情報
内容説明
本書は、理想を持って患者、世間のために役立ち続けたいと思っている医療関係者の女性のヒントになることを解説。著者と同じような危機感を持っている女性は、多いのではないか。そんな不安を抱えている女医、看護師、医療事務の人たちに向けて、わたしなりのメッセージを送りたい。
目次
第1章 医療の「いま」を知る(医療関係者が余る時代が来た;女医と博士号 ほか)
第2章 医療に関わる女性のキャリアと生き方(将来を考えて選択し、チャレンジを続ける;不妊治療から学んだこと ほか)
第3章 医療業界で選ばれる人材(ほしいものは、早く手に入れる;採用の決め手は人間性 ほか)
第4章 患者から選ばれるクリニック(理想のクリニックとは;待ち時間の短いクリニックにするために ほか)
第5章 武田耳鼻咽喉科の沿革(武田耳鼻咽喉科の創設と承継;承継決定後の動き ほか)
著者等紹介
武田桃子[タケダモモコ]
医療法人社団皐八会武田耳鼻咽喉科院長。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、難病指定医。埼玉医科大学医学部卒業後、日本大学医学部附属板橋病院で初期研修を受け、東京慈恵会医科大学の耳鼻咽喉科教室へ入局以来、精力的に鼻の手術を行う。関連病院勤務を経たのち、2018年7月に父親である前院長からクリニックを引き継ぎ、現在に至る。舌下免疫療法やバイオ製剤、注射による抗体製剤といった治療の選択肢を幅広く提案し、必要であれば手術を行うことを基本スタンスとしている。副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻中隔育曲症に対する手術を得意とし、現在も年間200人の手術を行っており、これまでに携わった手術は1500人、6000件にのぼる。今後は妊活中・妊娠中の鼻炎治療や、形成外科と合同で行う外鼻形成・鼻中隔弯曲症の手術にもさらに注力していくほか、将来的には幅広く鼻の治療を提供していくために、分院を設立する構想も持っている。また、社会人医学博士課程取得のため、2023年4月より、日本大学大学院医学研究科にて研鑽を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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