出版社内容情報
〇「他の人が、私と同じような病気になってほしくない」
「私の苦労した経験を誰かの役に立ててほしい」
「メンタル疾患で苦しんでいる人が非難されない社会になってほしい」
メンタル疾患から回復していった多くの方々が、そうおっしゃってカウンセリングを卒業していきました。たくさんの患者さんにお会いして、お陰様で「回復のための知恵とヒント」を得ることができ、少しずつ体系化。
〇それを基礎にしてまとめたものを「最新メンタルヘルス」と名づけました。それは専門的に言うと、患者さんの体験談をもとに、ポリヴェーガル理論、マインドフルネス、社会構成主義(プラグマティズム)の3つの概念で構成されたものです。この「最新メンタルヘルス」を必要な人に届けたいと毎日考えています。
内容説明
現役の心療内科で活躍する臨床心理士が最新の自律神経理論(ポリヴェーガル理論)を元に、難解なメンタルヘルス問題を超わかりやすく「解説」。
目次
第1章 「最新メンタルヘルス」を実践した支援者たち
第2章 ポリ語の理解と使い方を学ぼう
第3章 3色さんのチームワーク
第4章 マインドフルネスを実践して緑を体験しよう
第5章 メンタル疾患の辛さを理解しよう
第6章 体さんとの付き合い方
第7章 メンタル疾患をポリ語で理解しよう
第8章 ポリ語を使えるカウンセラーになろう
第9章 もっと体と心を学びたい人のために
著者等紹介
吉里恒昭[ヨシザトツネアキ]
フォーチュンビレッジ代表。一般社団法人DMW理事。臨床心理士・公認心理師・医学博士(臨床薬理学)。心療内科にて約20年の臨床経験があり、これまでのべ8万回以上のカウンセリングセッションを体験。その経験を“最新メンタルヘルス”として体系化。わかりにくいメンタルヘルス問題を、当事者と支援者たちにわかりやすく実現可能な具体的な方法を開発する専門家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芥 拾い(あくた ひろい)