内容説明
栃木県と群馬県の県境にある奥日光。いろは坂、華厳の滝から中禅寺湖、さらに登って戦場ヶ原という日本が誇る美しい情景が続く日光国立公園。その奥の静かな湯ノ湖、休日にはトレッキングや釣り人などで賑わう。さらに湯ノ湖の先、金精峠を越え群馬県側に入るとまたいくつかの湖(丸沼、菅沼)が見えてくる。九月中旬には木々の葉は色づき始め、朝晩は息が白くなり冷えてくる。物語はその湯ノ湖で幼児の水死体が発見されるところから始まり、事件は金精峠を越えて群馬県側に…。
著者等紹介
井埜利博[イノリハク]
本名、井埜利博(いのとしひろ)。1951年1月25日生まれ。2006年~2020年、熊谷市医師会看護専門学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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