出版社内容情報
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内容説明
東急が渋沢栄一の日本型田園都市を創るという理念をもとに行った持続的なグリーンインフラによるまちづくりと、平松守彦が残した一村一品運動に新しい技術の導入を付加してさらにパワーアップしたフレームワークでの開発途上国支援の取り組みは、いまも進行し発展し続けている。まさに和魂洋才からSDGsへと向けられた潮流は、日本文明の成果の検証。本書では、第1編で渋沢が設立した田園都市株式会社の理念を承継した東急グループによるグリーンインフラに着目した経営戦略を考察する。第2編では、第二次大戦後の日本でGHQの指導のもとに制度化した生活改善運動と1979年から平松守彦大分県知事がはじめた一村一品運動を考察する。
目次
和魂漢才から和魂洋才へ、そしてSDGsへ
第1編 渋沢栄一の田園都市(東急の日本型田園都市;東急株式会社の歴史;東急のグリーンインフラによるまちづくり)
第2編 平松守彦の一村一品運動(第二次世界大戦後の日本における生活改善運動;大分県の一村一品運動と生活改善運動;大分県の一村一品運動の国際展開について)
著者等紹介
西嶋啓一郎[ニシジマケイイチロウ]
1960年福岡県福岡市生まれ。現在、日本経済大学大学院経営学研究科エンジニアリング・マネジメント専攻・政策科学研究所教授(2018年4月から)。経歴:文部科学省戦力GP「大学コンソーシアム鹿児島」運営委員(2009~2013年)。霧島市外部評価委員会委員長(2014~2015年)。太宰府市事務事業外部評価委員会副委員長(2015~2018年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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