内容説明
中小企業の経営者のほとんどが、節税や売上の大小によって自社の優劣を意識している。大切な会社を潰さないためには、財務や現預金というものが非常に重要になってくる。本書は、中小企業が潰れることなく右肩上がりになっていくために、本当に必要なお金のルールをお伝えする本。
目次
第1章 会社の将来の姿を社長はイメージしていますか?(会社の将来像を具体的に強く思い描いていますか?;事業計画は数字の裏づけ通りに進んでいますか? ほか)
第2章 財務戦略は適任者がつくっていますか?(やりたい事業をなりたい数字で予算化していますか?;無借金経営は会社を潰してしまいます ほか)
第3章 資金繰りの仕組みと仕掛けをつくっていますか?(節税に熱心すぎると、銀行の評価は下がってしまう;十分な資金があってこそ、売上・利益に目が向く ほか)
第4章 会社の数字を社長は読めていますか?(数字に弱い人が社長になっているから判断できない;赤字でも会社は潰れない、資金が尽きるから潰れる ほか)
第5章 財務の仕事を内製化しようとしていますか?(タイムリーな経営は日々の数字が見える社内だからできる;成長している会社の社長は「縁の下の力持ち」を大切にする ほか)
著者等紹介
湯原重之[ユハラシゲユキ]
株式会社みんなの財務代表取締役、税理士。1969年6月福岡県北九州市生まれ。1993年に慶應義塾大学商学部を卒業後、外資系製薬会社にMRとして入社。1998年10月、東京都内の会計事務所に入所し、2001年12月に税理士試験合格。2002年12月、川越市内の税理士法人に入社。2004年4月、東京都練馬区に湯原会計事務所を開業。2016年12月、武蔵野市吉祥寺において財務コンサルタント法人「株式会社みんなの財務」を設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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