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内容説明
そもそも、上司自身が部下指導の教育を受けたことがなく、手探りで部下指導を行っているのが実情。理想の上司像を教えてもらったこともなく、部下指導のコツさえ自分で学ばなければならないのだ。本書の底流に流れているのは人間力。その人間力を土台として、ビジネススキルを活用すれば、部下指導もうまくいく。本書を読めば、明日から自信を持って部下指導ができる。
目次
第１章 部下指導に失敗する上司の５つのタイプと成功する上司の３つのコツ（部下指導に失敗する上司と成功する上司；仕事の成果の上がらない上司と仕事の成果の上がる上司 ほか）
第２章 「褒める・認める」で部下のやる気を引き出す５つのコツ（ストロークが部下指導に成功するコツ；褒め上手な上司になるコツ ほか）
第３章 初めて部下指導をする上司の対応５つのコツ（部下の記憶に残る教え方のコツ；部下のやる気を引き出す部下指導の話のコツ ほか）
第４章 初めて部下指導をする上司の心構え５つのコツ（人に好かれる良い習慣を教えるコツ；部下指導をする上司の心構えのコツ ほか）
第５章 初めて部下指導をする上司の実践５つのコツ（部下の教え方のコツ；部下観察のコツ ほか）
著者等紹介
藤咲徳朗［フジサクトクロウ］
自立型人材育成の専門家。セブン＆アイグループ勤務を経て、パートナーズリンクＳＲを設立。１９５８年生まれ、福岡県出身。大阪市立大学経済学部卒。社会保険労務士。人事コンサルティング事業のパートナーズリンクＳＲ代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あべし
3
かなり学級経営とも通じる部分が多い内容だった。会社→学級、上司→教師、部下→子どもと置き換えながら読んでみると、見えてくることがたくさんある。特に「いい会社」についてのところなどはそれだ。また、上司のあるべき２０カ条には、背筋の伸びる思いであった。そういう姿勢を教師が持っているか持っていないかで、子どもたちの成長は大きく変わっていくと思う。 もちろん、一社会人としてのスキルも書かれており、こちらも大変参考になった。「ホウレンソウ」の重要性と活用法。習慣化のコツなど、真似したいものがたくさん。ワクワク！2020/05/10
shitakuya
0
タイトルとは裏腹に、かなり基本的で細かく心構えや手法が書かれている。 タイトルだけ読むと「とりあえず部下にむちゃぶりすればいい」という風に捉えられそうだが、そうではなく、上司としてどのように部下や、また上席と接するべきかが書かれている。 なお、作者のイトーヨーカ堂時代の事例・経験を織り混ぜながら書かれているので、イメージがしやすい。 初任のリーダーや、リーダー手前の人にお薦め。また、アルバイトを束ねている若手社員も参考に出来るところが多々あると思われる。2016/01/18
