内容説明
本書は、これからの退職金のあり方、適年からの移行・移換にはどんな方法があり、それぞれどんな特徴があり、どんな手続が求められるのか、メリット・デメリットなどを解説。どの退職金制度が自社に最もマッチしているのか、最適の方法を採用するための確認・検討に最適。
目次
1 退職金ってなに・見直しのポイントは(退職金の改革が叫ばれるのはなぜ;退職金の性格は ほか)
2 退職金制度見直しで行う適年の廃止・移行は(廃止される適年ってどういう年金のこと;適年の適用要件は ほか)
3 適年の移行先の概要は(特定退職金共済ってどういう共済のこと;特定退職金共済加入の移行手続は ほか)
4 退職金見直しにあたっての素朴な質問(退職金を新たに設ける際に注意することは;退職金の水準はどれくらいにすればいい ほか)
5 退職金再設計のポイントは(中小企業の退職金設計のポイントは;基本給連動型ってなに・問題になるのはなぜ ほか)
著者等紹介
佐藤崇[サトウタカシ]
さとう労務管理事務所所長、社会保険労務士、キャリアカウンセラー(CDA)、中小企業福祉事業団常任幹事。1969年、宮城県栗原市生まれ。法政大学卒業後、社会福祉法人、医療法人の総務課を経験した後、2004年8月開業。現在、労働保険・社会保険の手続、給与計算代行、社員・管理者教育、就業規則の作成、従業員のトラブル防止・モチベーションアップの支援、賃金・退職金の設計、採用支援等を中心に中小企業の活性化のため活動しており、多くの経営者、総務担当者から高い評価を得ている
川島孝一[カワシマコウイチ]
(有)人事・労務チーフコンサルタント、社会保険労務士、中小企観福祉事業団幹事、日本経営システム学会会員。1966年、東京都大田区生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、サービス業にて人事・管理業務に従事後、現職。クライアント先の人事制度、賃金制度、退職金制度をはじめとする人事・労務の総合コンサルティングを担当し、複数社の社外人事部長・労務顧問を兼任する。経営者の視点に立った論理的な手法に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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