内容説明
岡倉天心の後を受け、美術行政・美術教育の分野で貴重な足跡を残した正木直彦。遺された明治44年から昭和16年までの茶会記には、益田鈍翁、松永耳庵、原三渓、小林逸翁、高橋箒庵、田中仙樵、川合玉堂、北大路魯山人、佐佐木信綱、徳富蘇峰など、各界の名士が登場する。その人物交流の様子は、美術史・茶道史に新たな光を当てるだろう。
著者等紹介
依田徹[ヨダトオル]
昭和52年(1977)、山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻、博士後期課程を修了。美術博士。日本近代美術史、茶道史を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。