内容説明
これは教育・文化・産業・経済・政治の全分野で、明治初期、日本の夜明にあたり、系統的に西欧文明を採り入れて実践に移し、京都の日本の発展に貢献した全盲・脊髄傷害者の傳記である。
目次
緒論
少年時代 壮年時代
京都勤務
幽囚
京都府顧問
日本最初の小学校
中学校創立 英学校
ドイツ学校とフランス語学校
女紅場 府立第一高等女学校 遊廓の女紅場
府立療病院と付属医学校（今の府立医科大学）、精神病院、駆黴院〔ほか〕
著者等紹介
住谷悦治［スミヤエツジ］
明治２８年１２月１８日群馬縣に生まれる。大正１１年東京帝国大学卒業。昭和３年同志社大学教授。同３８年学校法人同志社総長就任、５０年任期満了退職。同志社大学名誉教授。現在社会福祉法人京都ライトハウス理事長
青山霞村［アオヤマカソン］
青山嘉二郎。明治７年６月７日京都市に生まれる。昭和１５年２月２７日逝去。同志社校友。米国スタンフォード大学に学ぶ。著述業、短歌雑誌からすき主宰
田村敬男［タムラユキオ］
明治３７年１１月１８日長野縣に生まれる。立命館大学専門部法律科中退。過去、政経書院、教育図書ＫＫ、ＫＫ大雅堂各代表取締役社団法人日本出版会評議員後理事。昭和４９年１１月京都新聞社会賞受賞。現在、社会福祉法人京都ライトハウス常務理事兼盲人養護老人ホーム船岡寮長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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