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目次
序章 忍の浮城(母への手紙;城主不在の忍城 ほか)
第1章 成田の姫(成田氏長の長女、甲斐姫;甲斐姫は美人だった? ほか)
第2章 秀吉の陰謀と小田原合戦(戦国史上最大の合戦;小田原攻めを早くに決めていた秀吉 ほか)
第3章 幻の忍城水攻め(豊臣軍忍城を囲む;領民を守るのが領主の責務 ほか)
第4章 秀吉のもとへ(成田氏長の内通はあったか;会津に向かった氏長 ほか)
終章 それからの甲斐姫(甲斐姫伝説)(連歌三昧の日々を送った氏長;愛妾甲斐姫 ほか)
著者等紹介
三池純正[ミイケヨシマサ]
1951年、福岡県に生まれる。歴史研究家。日本作家クラブ会員。工学院大学工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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スー
14
甲斐姫は最近ではゲームで敵を薙ぎ倒す活躍をするキャラで登場するがほんとうなのか?真実の甲斐姫はどんな人物なのか?どうやら甲斐姫の資料はほとんど無く、豊臣秀吉の忍城攻めも実際は最初から水攻めと決定していたので戦らしいのは忍城の出城を攻めた時しか無く水攻めも失敗しており、その後の義母の敵討ちの話も敵役が蒲生家にも成田家にも名が無く後世に作られた話の可能性が高いそうで、秀頼の娘を守って大阪城を脱出したのも想像でしかないそうです。残念。しかし、彼女が聡明で美人で、成田家を守る為に奔走していたのは事実のようでした。2018/03/18
恵美
2
勇猛果敢な姫武将、甲斐姫のイメージが覆る一冊。この本で描かれている甲斐姫像もいいな。2021/12/04
じょるじ
1
映画を見てから気になっていた甲斐姫。地方のちっちゃな大名。しかも、その姫。まともに史料が残っているはずが無いですよね。著者の仮定や推測が増えるのは仕方ないと思います。知りたくなかった事実も出てきますが…(苦笑)それにしても、甲斐姫を含めたご先祖様が必死に守った家を後世のバカ達のせいで消滅してしまったのは本当に悲しい(怒)2017/06/17
咲
1
のぼうの城の映画を見て、甲斐姫に興味がわき読みました映画にある水攻めは、荒川の水をせき止める事が出来ずに、実際にはなかつたみたいです甲斐姫は秀吉の側室になり、流浪になった成田家を再興させるのに尽力したみたい。元々知らない事ばっかりだったので、楽しく読めました。2012/12/18