内容説明
今、われわれは、遠い昔の縄文の血が滾り立つ想いに駆られている。日本の原風景を甦らせようとする国民の願いが、この閉塞感を打開するきっかけとならないか。本書はこの国の歴史と伝統を再構築しようとするルネッサンス運動の先駆けなのである。
目次
第1章 現代を日本史上でどう位置づけるか(無常観とミーイズム;モンスターペアレント ほか)
第2章 自然と人間(晴天の霹靂;自然淘汰 ほか)
第3章 原子力ムラの無謀な暴走(わが国の原発はすべて海に面しているのは何故;核物質を一万年もの間どのように保管する ほか)
第4章 日本精神への回帰(クーデンホーフ光子の生涯;ドン・ロドリゴ遭難事件 ほか)
著者等紹介
大原啓輔[オオハラケイスケ]
長らく中堅機械工具メーカーに勤務、常務取締役で定年退職、リタイア後は外房に茅屋を構え、晴耕雨読の生活をおくる。北海道大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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