葫蘆島からの脱出―幻想の器だった満州

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葫蘆島からの脱出―幻想の器だった満州

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863668478
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

敗色濃い太平洋戦争末期―突然のソ連参戦による満州国の崩壊!3人の子供を引き連れ、内戦最中、激戦の地500キロを突破して、混迷の極にある祖国に辿りついた。戦後の荒波を乗り越えて、ただひたすら走り続けた明治女の一代記である。

目次

第1章 芸は身を助ける
第2章 激動の地へ
第3章 ソ連軍、突然の参戦
第4章 混迷のなか、日本人会設立
第5章 あの山越えて
第6章 父の口ぐせ“率先急行”が母のがんばり

著者等紹介

田村幸雄[タムラサチオ]
1942(昭和17)年5月28日、満州国安東省實甸県にて出生。1946(昭和21)年10月、母、兄、妹と共に家族四人、旧満州葫蘆島より引き揚げ九州博多港へ上陸後、大津の実家へ帰郷する。1961(昭和36)年、私立比叡山高等学校卒業、翌年京都経理専門学校1年制卒業後、塚本税理事務所6年間勤務。(株)東芝、重電機販売代理店営業担当。その後、1973(昭和48)年、医療器械(物療器械)販売を開業し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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