赤いバラは散らない―英国労働党の興亡

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赤いバラは散らない―英国労働党の興亡

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863591134
  • NDC分類 315.33
  • Cコード C1031

出版社内容情報

福祉国家の栄光と挫折、党内抗争、激変する社会。英国労働党の盛衰にこそ、政治家も一般人もいま学ぶべき「失敗の本質」の全てがある「ヨーロッパの島国」の決断は、対岸の火事ではない。日本政治が手本と仰ぎ続けた議会制民主主義、そして、二大政党制の一翼である《イギリス労働党》の変転をたどり、未来を模索する意欲作。戦後の混乱の中で「福祉国家」のモデルを掲げ、その後の多くの国々に国家経営の原型を提示したのが労働党であり、一方で、党内抗争に明け暮れ、強すぎる組合の影響によって一般国民の支持を失い、新自由主義の猛追にさらされたのも労働党である。戦後70年それぞれの時代に、何が成功し、何が失敗したのか。どんな視点があり、どんな視点が足りなかったのか。《赤いバラ》(労働党のシンボル)の盛衰を検証し、確認することで、「もう一つの島国」である日本の政治と社会、国家と個人のあり方に強い示唆を与える好著。

◎第1部 前進と挫折 1945?1976
   1章 アトリー政権の前進と五〇年代前半の内紛
   2章 やまぬ対立、負け続ける選挙 
   3章 ウイルソンの光と陰
   [労働党人物史 ?]

◎第2部 脱落と混迷 1976?1994
   4章 たちはだかるサッチャーの壁
   5章 キノックの挑戦と失速 
   [労働党人物史 ?]

◎第3部 復活と改革 1994?2010
   6章 ブレアがめざしたこと 
   7章 ブレアからブラウンへ 
   [労働党人物史 ?]

 第4部 選択と希望 2010?
   8章 ゆらぐアイデンテイテイ
   9章 政権選択は確定、しかし先は見えず
   10章 イギリス労働党はどこに向かうのか

◎イギリス戦後政治史略年表

谷藤 悦史[タニフジ エツシ]
1950年生まれ。早稲田大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了、早稲田大学政治経済学術院教授。専攻は政治学・政治コミュニケーション・イギリス現代政治。著書は『誰が政治家になるのか』(共著/早稲田大学出版部)、『リーディングス政治コミュニケーション』(共著/一藝社)『現代メディアと政治』(一藝社)ほか多数。

内容説明

イギリスの“赤いバラ”(労働党のシンボル)の決断は、つねに世界を動かす―。戦後、全世界に先駆けて「福祉国家」を掲げ、アトリー、ウィルソン、ブレアをはじめ、五人の首相を生み、二一世紀に入ってさらに大転換を遂げる労働党。その七〇年にわたる「成功」と「失敗」を描き、労働党の興亡の視点から民主政治の本質を模索し、日本の将来をも示唆する。イギリスとわが国の政治状況に精通した第一人者ならではの労作。

目次

第1部 前進と挫折 1945~1976(アトリー政権の前進と五〇年代前半の内紛;やまぬ対立、負け続ける選挙;ウィルソンの光と陰)
第2部 脱落と混迷 1976~1994(たちはだかるサッチャーの壁;キノックの挑戦と失速)
第3部 復活と改革 1994~2010(ブレアがめざしたこと;ブレアからブラウンへ)
第4部 選択と希望 2010~(揺らぐアイデンティティ;政権選択は確定、しかし先は見えず;労働党はどこに向かうのか)

著者等紹介

谷藤悦史[タニフジエツシ]
1950年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授。早稲田大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了、早稲田大学政治経済学部助教授、イギリス・エセックス大学政治学部客員教授、アイルランド・ダブリン大学ヨーロッパ経済公共問題研究所客員研究員などを経て、現職。専攻は、政治学・政治コミュニケーション・イギリス現代政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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