内容説明
本書は、教育の理念、思想・歴史をコンパクトにまとめている。第1章から第4章までの前半は、教育の理念にかかわる各章から、第5章から第13章までの後半は、教育の歴史・思想にかかわる各章から構成した。
目次
教育とは何か―教育理念と社会構造との間で
教育の理念・歴史―教育思想の基本構造
教育と成長・学び―教育の実践
教育と学校・家庭―教育の場所
教育と国家・市場―教育の制度
西洋の教育思想と学校の歴史(前近代の状況;教育的関心の誕生;近代公教育の形成;新教育の展開)
日本の教育思想と学校の歴史(前近代の状況;近代公教育の形成;大正新教育運動の展開;国家主義教育と戦後の教育改革;現代日本の教育課題―グローバル化と機能的分化;教育の基礎―制度を超える思想)
著者等紹介
田中智志[タナカサトシ]
1958年生まれ。1990年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、東京大学大学院教育学研究科教授、博士(教育学)。専攻は教育学(教育思想史、教育臨床学)
橋本美保[ハシモトミホ]
1963年生まれ。1990年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中途退学。現在、東京学芸大学教育学部教授、博士(教育学)。専攻は教育学(教育史、カリキュラム)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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