内容説明
18歳成年法の具体的な改正内容や引き下げによる今後の課題などを図解で詳しく解説!
目次
序章 いま、なぜ18歳成年法なのか
第1章 18歳成年法の基礎知識
第2章 成年年齢の引き下げ
第3章 婚姻適齢の統一
第4章 民法にあわせて改正された法律
第5章 消費者契約法の改正
第6章 今後の課題
資料編
著者等紹介
南部義典[ナンブヨシノリ]
1971年岐阜県生まれ。衆議院議員政策担当秘書、慶應義塾大学大学院法学研究科講師(非常勤)を歴任。現在、シンクタンク「国民投票広報機構」代表。専門は、国民投票法制、国会法制、立法過程。国民投票法に関し、衆議院憲法審査会、衆議院・参議院の日本国憲法に関する調査特別委員会で、参考人、公述人として発言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コウメ
39
初めて知ることができたものばっかり難しいものがほとんどだった。成人(20歳)は明治時代にできたものだったとはビックリ!2022年4月1日からは成人(18歳)に引き下げられることも初めて知った!!Σ( ˙꒳˙ )!?でも以外と世界で比べると18歳が当たり前で20歳を基準にしている所は数少ないことがわかった。「大人、成人、成年」この意味が意外と大切なことだったとは。契約を結ぶことができるけどクーリングオフができなくなってしまうデメリット(引き下げによって)でも引き下げによってとれる資格免許年齢が引き下げ2019/05/04
はぎはぎ
5
表紙やタイトルから想像するほど手軽ではない。扱われている内容が網羅的であるので、18歳成人が既存の法律のどの部分に影響するのかを落とさずにチェックすることができる。反面、日常生活ではほとんど関わることがないような項目にもある程度の紙幅が割かれているので、通して読むには興味がわかないような箇所もある。資料集的な意味で関連項目を探して読むという使い方をするのならば、かなり有用な本であると思う。2022/09/09