出版社内容情報
戦争用に書かれた孫子の兵法を現代ビジネスに応用するには、現代風に噛み砕く必要がある。本書は、主人公が「孫子の兵法」で成功していくマンガにより、どんな場面で兵法の言葉を活用していけばいいのかが理解できる。
内容説明
約2500年前の史上最高の兵法書を現代ビジネスに生かす。13篇からなる「孫子」のなかから言葉を選び、ビジネスに置き換えてストーリーを作った。
目次
兵とは詭道なり
兵とは国の大事なり。死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり
小敵の堅は大敵の擒なり
始めは処女の如くにして、敵人、戸を開き、後は脱兎の如くにして、敵拒ぐに及ばず
人を致して人に致されず
進みて禦ぐべからざる者は、其の虚を衝けばなり
先ず勝つべからざるを為して、以て勝つべきを待つ
迂を以て直と為し、患を以て利と為す
将は国の輔なり。輔周なれば則ち国必ず強く、輔隙あれば則ち国必ず弱し
善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ投資大学
1
孫子の兵法は中国の戦国時代に書かれた書物であるが、ビジネスの世界でも通じる部分が多い。「彼を知り己を知れば百戦殆からず」に代表されるように、自身と相手を理解して戦えば負けることはないと戦に勝つための術を説く。孫子に書かれている本質を理解して、ビジネスに活かせることができればきっと道は開かれる。2023/05/03
まつけん
1
「彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず」が有名な「孫子の兵法」をマンガで学べる一冊。「なるほど」と思うも、言葉が難かしくてなかなか覚えられません…2015/09/26
もえはる
1
マンガで簡単に兵法がわかるんだけどね。立ち読みしました。2011/06/14
わお!
0
《目標》 ・孫子の兵法の概要を知る。好きな中国の歴史小説を読む際のバックグラウンドとしても役に立つと考えた。 《今後の行動》 ・概要を知ることはできたので、原書を読む。 《感想》 ・数千年前の兵法書が今に活かせる内容であることに驚いた。・聞いたことのある内容も多く、導入としては分かりやすくて良い。但し、ストーリーはおまけの様なもの。・自身に落とし込むには、やはり漫画ではなく、原書なり、別の入門書を手に取った方が良いと思う。2016/02/14
まる
0
孫子の兵法の勉強用。漫画なのでイメージしやすく、とっかかりにはちょうど良い。正々堂々と言う言葉からはかけ離れているが、戦いの本質を突いている良書だと思う。こんな書き物が紀元前に書かれたなんて、中国文化すごい、、、2023/02/17