内容説明
「悪夢のような戦争が終わった。それも敗戦としてである」かろうじて焼け残った工場から再び立ち上がったサンデン社員たち。破竹の勢いで戦後を駆け抜けた。挫折と、そして希望。ここに企業の栄光と葛藤の日々のすべてがある。地場産業、軍需産業、高度成長、経営危機、カーエアコン、グローバル展開、品質経営、環境・SDGsの最先端企業、そして中国企業傘下へ。挑戦と改革と創造と情熱と。グローバル・エクセレント・カンパニーの歴史は、新たな時代へと続く。
目次
第1章 1943~1969―三共電器の創立から高度経済成長へ
第2章 1970~1979―グローバル展開の萌芽
第3章 1980~1989―グローバル展開の興隆とCI
第4章 1990~1999―環境経営の発進とデミング賞への道のり
第5章 2000~2009―グローバル・エクセレント・カンパニーを掴み取る
第6章 2010~2021―ホールディングス化とその功罪
著者等紹介
磯尚義[イソタカヨシ]
1996年群馬県出身。京都大学文学部卒業後、出版社などを経て2004年からフリーランスライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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