感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
9
群馬県の富岡市にある世界遺産、富岡製糸場に関わった会社や人、富岡製糸場が工場の役割を終えてから世界遺産に登録されるまでの動きなどが書いてある本。なぜ富岡製糸場は所有する会社が変わりながらも建物は残り、世界遺産の登録までにたどりついたのか? という部分の推測と解明が書いてあり、読みごたえがかなりあります。群馬県の養蚕について、所有していた各会社の中での富岡製糸場のポジション、そしてそのポジションだから次に所有する会社へのバトンが上手く渡ったのでは…など。著者が引いた線をたどるのが面白い本です。2018/07/03
Go_with_twill
1
富岡製糸場が残ってきたのはいくつもの偶然によることが伝わってきました。世界遺産に登録それた今後はどのように保存されていくだろう、そんなところにも注目したいです。2017/02/07