内容説明
世界遺産登録を目指した県民、国民の思いがついに実を結んだ。養蚕、製糸の技術開発に情熱を注いだ幕末から明治の先人たち。4半世紀に及ぶ登録に向けた水面下の努力と粘り強い活動…。登録への道のりは決して平坦ではなく、険しく、波乱に満ちていた。多くの困難を知恵と汗で克服し、偉業を成し遂げた記録は、小説よりドラマチックだ。上毛新聞が連載した登録に至る軌跡のすべて。
目次
序章 輝き始めた近代化遺産(製糸場ひっそり停止;成長の「証人」初調査 ほか)
1章 技術立国の夜明け(歴史動かした3先人;工場建設「異存なし」 ほか)
2章 花開いた技術融合(民営化で生産性向上;改革重ね経営近代化 ほか)
3章 世界変えた技術革新(蚕糸業に二つの脅威;連帯繰糸で少人数化 ほか)
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