内容説明
会津戦争でスペンサー銃を手に官軍と戦った八重は、荒廃した焼け跡から新芽のように、新しい時代を歩み出す。維新後京都で英語を学び、洋装をまとい、新生日本の国づくりは人づくりと同志社建学に燃える夫新島襄を“女サムライ”の心で支えた。会津戦争で故郷を失った八重は夫、新島襄のふるさと安中を第二の故郷とした。
目次
第1章 女戦士(英語を話す女;サムライになりたかった八重 ほか)
第2章 建学に燃える同志(新島襄;まずい、まずい涙の雄弁 ほか)
第3章 ジョーと八重(運命の出会い;純白のウエディングドレスの花嫁 ほか)
第4章 女たちの明治(江戸、明治、大正、そして昭和;会津魂と新島八重という生き方 ほか)
著者等紹介
林洋海[ハヤシヒロミ]
1942年福岡生まれ。久留米商業高校卒業。トッパンアイデアセンターを経て、P&Cクリエイティブディレクター、AGIOデザイン主宰。2007年から戊辰戦争をテーマに歴史小説を書き始める。福岡アジアデザイン交流協会会長。日本グラフィックデザイナー協会会員。星亮一戊辰戦争研究会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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