出版社内容情報
ディーゼルエンジンとその燃焼システムの基礎を平易にかつ詳しく解説をした上で、主な新開発技術や市販エンジンを説明。
内容説明
ディーゼルエンジンとその燃焼システムについて、その基礎を平易に詳しく解説したうえで、直近の約30年間に亘る実際の主要な新開発技術と代表的な市販エンジンについて説明する。そして、開発を支えたディーゼル燃焼の計測・解析とその過程で得た「学び」の事例を幾つか紹介する。それらを通じて、ディーゼル燃焼の実際とそのシステムとの関わりを説明する。
目次
1章 ディーゼルエンジンの概要とその特徴
2章 自動車用ディーゼルエンジンの技術トレンド
3章 ディーゼル燃焼システムに関する研究・開発の例
4章 ディーゼル燃焼解析からの学び
付録 ディーゼルエンジンに関する技術項目の解説
資料 主要エンジンの諸元表
著者等紹介
中北清己[ナカキタキヨミ]
1952年、京都市生まれ。1979年東京大学大学院工学研究科修士課程(機械工学専攻)修了、久保田鉄工株式会社(現株式会社クボタ)入社。汎用小型ディーゼルエンジンの開発に従事。1985年同社退社、株式会社豊田中央研究所入社。以後、自動車用ディーゼルエンジンの燃焼システムの研究・開発に一貫して取り組む。2005年同社シニアフェロー、2012年同社リサーチアドバイザー。2017年同社退社。受賞歴として、自動車技術会賞論文賞(1992年、2000年、2005年、2009年)、日本機械学会エンジンシステム部門技術業績賞(1996年)、SAE(米国自動車技術会)Harry L.Horning Memorial Award(2003年)、自動車技術会賞技術貢献賞(2018年)などがある。自動車技術会フェロー、日本機械学会フェロー、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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