出版社内容情報
いかに都立高校にフーコーの振り子(7m)を作ることができたのか。その経過と生徒との24時間連続測定記録や、レオン・フーコーの生涯・業績などを解説。
内容説明
著者が、どのようにして都立高校にフーコーの振り子(7m)を作ることができたか、その経過と他に例のない生徒との24時間連続測定や、2年あまり毎日動かし測定を続けた記録。そして、あまり知られていないレオン・フーコーの生涯と業績について、関係のある写真や図版を多数取り入れ、歴史の流れにそって記述してある。
目次
第1章 私が作ったフーコーの振り子(振り子ができるまでの経過;実験の結果)
第2章 フーコーの振り子が地球の自転を証明するまで(大地は平らだと思われていた―人類の誕生から;地球は丸い―ギリシャ時代から探し求めたその証拠;地球はどのように動いているのか―コペルニクスにはじまるその証拠探し ほか)
第3章 フーコーの生涯と業績(フーコーの生い立ちから―不遇で過ぎた短い生涯;フーコーの業績―あまり知られていない研究;フーコーと出会った人たち―支援を惜しまなかったナポレオン三世も ほか)
著者等紹介
鈴木将[スズキショウ]
1934年、東京都生まれ。東京都立大学理学部物理学科、人文学部心理学専攻卒業。元・東京都立高等学校教諭。都立永福高校では都で初めてフーコーの振り子(高さ7m)を作り、生徒と実験・研究する。東京都高等学校視聴覚教育研究会の幹事、事務局長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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