内容説明
ロバート・ウォルポールは、世界最初の首相といわれる人物である。政治機構がまだ混沌としている時代にあって、権力闘争の末、首相として国王と議会、政府を統一的に機能させることで、責任内閣制の原型を生み出すこととなった。本書は、ウォルポールの時代の政治背景とともに、彼が首相と呼ばれるに至るまでの過程を追ったものである。
目次
最初の首相ロバート・ウォルポール
1 庶民院の発生と進展―課税承認権と立法権
2 国王とトーリーとホイッグの確執の時代(~一七一四年)
3 新国王即位とホイッグ政権(一七一四年~)
4 党内野党として(一七一七年~)
5 南海泡沫事件(一七二〇年~)
6 ウォルポール「首相」(一七二一年~)
エピローグ
著者等紹介
岸本俊介[キシモトシュンスケ]
1958年、東京都出身。衆議院事務局勤務。在英国大使館、衆議院議長秘書、議事部長、委員部長等を歴任。現在、調査局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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