インドの科学技術情勢―人材大国は離陸できるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863453128
  • NDC分類 502.25
  • Cコード C0040

内容説明

インドはICT産業を中心に経済が発展しつつあるが、その一方で貧困やカースト制度、インフラ整備の遅れなど課題が山積している。本書では、インドが単なる人材王国という立場から脱皮し強力な科学技術大国に転化できるのかという点に注目し、国情、高等教育、原子力宇宙開発などを中心に紹介している。

目次

1 国情(概要;人工;民族・言語・宗教 ほか)
2 経済(経済の現状;ICT産業~歴史と現状;モディ政権の経済政策)
3 社会的な課題(カースト制度;格差と貧困;巨大な民主主義 ほか)
4 科学技術の概要(科学技術の歴史;主要関連機関;科学技術・イノベーション政策 ほか)
5 高等教育と大学(高等教育の現状;高等教育関連機関;インド工科大学(IIT) ほか)
6 原子力開発と宇宙開発(原子力開発;宇宙開発)
7 科学技術のトピックス(優秀な人材の輩出と海外流出;IT産業の隆盛とその課題~ソニー・インディア・ソフトウェア・センター武遣前社長インタビュー ほか)
8 日印間の科学技術協力(日印科学技術協力の重要性~優秀な人材の確保;政府間での協力;JSTによる協力 ほか)

著者等紹介

林幸秀[ハヤシユキヒデ]
国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター・上席フェロー(海外動向ユニット)。1973年東京大学大学院工学系研究科修士課程原子力工学専攻卒。文部科学省科学技術・学術政策局長、内閣府政策統括官(科学技術政策担当)、文部科学審議官などを経て、2010年より現職

樋口壮人[ヒグチタケヒト]
国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター・フェロー(海外動向ユニット)。2002年一橋大学経済学部卒。東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科博士課程修了。博士(技術経営)。(財)未来工学研究所客員研究員、東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科産学官連携研究員等を経て、2014年より現職

西川裕治[ニシカワユウジ]
1976年広島大学工学部卒業、日商岩井(株)(現・双日(株))入社。以降、アジア、中東、欧州地域向けの電力、通信機、産業機械、建設機械関連の機器・プラントなどの海外営業、ODA案件を担当。1985~1989年ジャカルタ(インドネシア)駐在。1992~1995年コロンボ(スリランカ)駐在、事務所長。1996~2012年広報、メディア対応、IR、リスク管理、渉外、グローバル人事、CSRなどを担当。2008~2010年(社)日本貿易会へ出向、広報部長兼「日本貿易会月報」編集長。2012年双日退職、(社)日本在外企業協会で広報部長兼「月刊グローバル経営」編集長。2014年国立研究開発法人科学技術振興機構主任調査員を経て、2015年より同機構インド代表(リエゾンオフィサー)としてニューデリーに赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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