内容説明
浜浅葉日記は、天保五年(一八三四)から明治三五年(一九〇二)まで三代にわたって書き継がれたものである。そのうち分家初代の浅葉仁三郎が執筆した二十五年分の日記は、鈴木亀二氏によって翻刻され、横須賀市立図書館より六集の『浜浅葉日記』として刊行された。
目次
第1章 幕末に生きたある村人の半生の旅
第2章 幕末の街道・往来・潮路
第3章 村を訪れる旅人たち
第4章 盛夏の旅・大山詣でと富士登拝
第5章 三浦半島からの江戸旅
第6章 旅さまざま
第7章 道中記にみる旅
著者等紹介
辻井善彌[ツジイゼンヤ]
1931(昭和6年)神奈川県横須賀市生まれ。高校での教鞭の傍、郷土研究や民俗学研究に余暇を費した。民俗学は東京三田の日本常民文化研究所(現在神奈川大学に移管)の同人として出入し研鑚をつむ。その頃日本民具学会の創立にかかわり、現在同学会会員。横須賀市文化財専門審議会委員を20年間(1990~2010)務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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