内容説明
経済の急激な拡大に伴い、中国の大学は発展している。本書では、中国の最高学府である北京大学と清華大学に焦点を当て、両大学の歴史、現況、そこで学ぶ学生の日常生活、教員インタビューで得られた両大学の優れた点と課題を記述した。その上で、欧米や日本のトップ大学との比較を行い、両大学の科学技術力の現状を分析した。今後、これら中国の大学の動向を十分に把握し、どのように競争・協力していくかを考える必要があろう。
目次
1章 歴史
2章 現況
3章 学生生活
4章 教員インタビューでの印象
5章 国際比較
6章 参考資料
著者等紹介
林幸秀[ハヤシユキヒデ]
(独)科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー。1973年東京大学大学院工学系研究科修士課程原子力工学専攻卒。同年科学技術庁(現文部科学省)入庁。文部科学省科学技術・学術政策局長、内閣府政策統括官(科学技術政策担当)、文部科学審議官などを経て、2008年(独)宇宙航空研究開発機構副理事長、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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