旧満州で日本人小学生が学んだ中国語―20年間正課授業として行われた教育とその背景

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  • サイズ A5判/ページ数 137p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863452183
  • NDC分類 372.225
  • Cコード C0037

内容説明

本書は、旧満州国で日本人小学生に対して正課の授業として行われた中国語教育に関する著書で、当時の教材、教師の養成も充実したものであったことが詳しく述べられている。我国の小学生に対する英語教育にも、「語学教育」の観点から、参考になるところが大であると思われる。

目次

1 はじめに
2 明らかになった歴史的事実
3 中国東北部の日本人小・中学生に対する中国語教育の歴史的背景
4 満州国建国以前の日本人に対する中国語教育
5 「満州国」建国以前の日本人小・中学生に対する中国語教育(1906‐1931年)
6 満州国在住日本人小・中学生の教育に中国語を正課として導入した意義
7 正課としての中国語教育の発足
8 日本人小学校で使用されていた教師用教授参考書指導要領
9 考察と結語

著者等紹介

川村邦夫[カワムラクニオ]
1935年旧満州国奉天(現中国瀋陽)で出生。東京大学薬学部卒、薬学博士。武田薬品工業株式会社勤務(品質管理部長、理事、製薬本部副本部長)。大塚製薬株式会社徳島本部勤務(顧問)を経て、生産本部顧問、その間、1995年から2002年まで8年間近畿大学で薬学統計学の講義を担当。WHOアドバイザー(医薬専門家委員会)、現在、大塚製薬株式会社生産本部(顧問)、瀋陽薬科大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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