内容説明
「まだ生まれていない孫に、将来会社を継がせる」実はこれ、遺言状ではできません。しかし、『信託』ならできるのです。多くの人が持つ「財産」に関する様々な悩み。『信託』の仕組みを使うことで解決できることがたくさんあります。どんな時に使えるのか、どう解決ができるのか、法律などの説明は最小限にし、28のケーススタディで分かりやすくご紹介します。
目次
序 信託とは何か(規制緩和で信託が身近なサービスになる;信託の担い手とは;信託の基本的な仕組み;信託ならではの機能)
第1部 ケーススタディ編(マンション管理に役立てる;お金を安全に管理する;不動産を有効活用する;相続の悩みを解決する;会社経営の悩みを解決する;資産流動化で資金調達をする;貸付債権を流動化する;不動産信託と担保権の信託;伝えておきたい不動産信託のもう一つの例)
第2部 解説編(マンション管理に役立てる;お金を安全に管理する;不動産を有効活用する―メガソーラー事業を興す、土地を貸す;不動産を有効活用する―商業店舗の開発;相続・会社経営の悩みを解決する;資産流動化で資金調達をする;おわりに―自由設計の面白さ)
著者等紹介
新納康仁[ニイノヤスヒト]
株式会社財務工房代表取締役。1960年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。1998年より現職。2012年信託契約代理店の登録承認(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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