赤い光芒―重症くも膜下出血のオペで運命やいかに

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863451308
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

50歳の杉原は仕事中、急な頭痛・めまい・吐き気に襲われ救急病院へ。脳動脈瘤破裂による「くも膜下出血」と診断され、未破裂の脳動脈瘤三個も見つかる。ICU搬入後、昏睡状態へ悪化。瘤の再破裂による急変だった。担当医の西沢は、点滴療法では脳死に移行するおそれがあると、家族を説得して手術の同意を得る。救命チームは緊急の「開頭血腫除去術」と「瘤のネッククリッピング術」を成功させたが、手足の片麻痺という後遺症を抱えることになった杉原は納得がゆかず…。浜名新の医学小説第5弾!医療従事者の視点、患者・家族の視点を踏まえて叙された「赤い光芒」はじめ小説四篇、愛犬との想い出話など心に沁みる随筆3篇を収録。

著者等紹介

浜名新[ハマナシン]
本名、新村富士夫(しんむら・ふじお)。1939年静岡県浜松市生まれ。静岡県立浜松北高等学校卒。1966年東京医科大学医学部卒。医学連によるインターン紛争を体験。自主的インターン(東京大学医学部附属病院→東京医科大学病院)修了。1967年春の国家試験をボイコット。秋の国家試験に合格。東京医科大学大学院修了し医学博士。日本脳神経外科学会専門医、同学会会員。1998~2005年東京医科大学客員助教授。2004年3月都立大塚病院脳神経外科部長を退官。同年4月より某療養型病院に勤務。2000年から文芸家、伊藤桂一氏に師事。日本医科芸術クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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