目次
私はどのように台湾フェミニズムにたどりついたのか
アニエス・ヴァルダの『幸福』と遠藤周作の中間小説―『さらば、夏の光よ』と「霧の中の声」における「妻」の幸福と自殺
王朝女流文学の隆盛―文芸観という観点から
明治期の女性観と文学
児童文学の中の少女たち
現在における植民地記憶の再現とその可能性―陳玉慧『海神家族』と津島佑子『あまりに野蛮な』が描く一九三〇年代の植民地台湾
二十世紀の女性キリスト者、神谷美恵子と須賀敦子に見る思想とその表現方法
アメリカ小説に見る女性教師像
特殊性の表れ―鄭清文の小説における歴史、身体、そして妻
女性の叙階問題をどう理解するか―ジェンダーの視点から
環境と女性をめぐる批評的考察を目指して
著者等紹介
長島世津子[ナガシマセツコ]
1941年生。白百合女子大学全学共通科目教授、専門はキリスト教女性学教育・倫理
釘宮明美[クギミヤアケミ]
1968年生。白百合女子大学宗教科准教授、専門は森有正を中心とする比較思想・キリスト教思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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