内容説明
冷戦の終焉後、“唯一の超大国”となったアメリカ。しかし、高い失業率と膨大な財政赤字には、大国としての苦悩やジレンマが如実に表れている。“リーマン・ショック”からオバマ政権の誕生を経た今、本年11月の大統領選挙を前に、現代のアメリカ社会が抱える政治・経済・文化の諸問題に鋭いメスを入れる。
目次
第1章 1929年恐慌と現代の世界同時不況
第2章 グローバリゼーションと「文化帝国主義」―批判される“文化大国”アメリカ
第3章 “9.11同時多発テロ”とアメリカ・メディア
第4章 アメリカ弾劾裁判の諸相―ウォーターゲート事件とクリントンの不倫スキャンダル
第5章 アメリカ社会保障の歩み―その歴史と現実
第6章 グリーン・ニューディールのインフラ・イノヴェーション構想―「開発」から「普及」への可能性
著者等紹介
河内信幸[カワウチノブユキ]
1950年6月、愛知県生まれ。金沢大学法文学部卒。立教大学大学院文学研究科博士課程(西洋史専攻)満期退学。アメリカ現代史・国際関係史専攻。博士(文学・金沢大学)。現在、中部大学国際関係学部・同大学院国際人間学研究科教授。その間にハーヴァード大学客員研究員、オハイオ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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