内容説明
女性特有の課題への直面を契機として共感と連帯の意識を世界へと広げていく中で、「女の子」は自立し成熟した「女性」へと解放されていく。本書では、ジェンダーをめぐる今日的な課題に焦点を当てながら、日々の生活の共通体験を掘り起していく。
目次
第１部 ライフ・シェア（女らしさの神話とそのカリキュラム；日本の社会とライフ・ワーク・バランス；性と生―その統合と分裂）
第２部 パートナーシップ（聖書と女性；豊かなパートナーシップへの道；これからの女性と社会―その展望）
著者等紹介
長島世津子［ナガシマセツコ］
白百合女子大学教授（全学共通科目）。聖心女子大学及び鹿児島純心女子大学非常勤講師。教育学、女性学、宗教学担当。上智大学大学院教育学修士課程修了。米国バークレイのＧｒａｄｕａｔｅ Ｔｈｅｏｌｏｇｉｃａｌ Ｕｎｉｏｎ、カナダ、モントリオールのＣｏｎｃｏｒｄｉａ大学大学院で倫理学、倫理神学を研究。Ｃｏｎｃｏｒｄｉａ大学シモーヌ・ド・ボーヴォワール研究所客員研究員として女性学を研究。ＮＧＯ『アジアの友を援ける会』発起人としてインド、フィリピンの教育援助事業に従事。カトリック。アジア司教会議女性委員会及び第４回世界女性会議（北京）などに参加。元東京家庭裁判所家事調停委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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