内容説明
戦後のわが国の図書館は、学生の勉強部屋から子どもや母親たちなど、誰でもが身近に利用する図書館へと大きく変わりました。それにつれて図書館建築もドラスティックに変わってきました。何を目指してどのように変わってきたのか、そして今後は何を目指していくのか。記録をたどり、実例を示しながら解説をしたものです。
目次
図書館法成立前後
第1部 中小レポート以前…真夜中を過ぎただろうか―1955~1962年
第2部 中小レポート以後の1960年代 夜は白み始めたか―1963~1971年
第3部 百花斉放―1972~1975年
第4部 さまざまな展開―1970年代後半
第5部 これからの方向は?図書館建築は立派になったけど―1980年代
図書館建築を発展させるのは誰か
付録
著者等紹介
西川馨[ニシカワカオル]
1933年山形県河北町(旧西里村)に生まれる。1958年東京大学工学部建築学科卒業。1987年東京大学工学博士。1958~1998年(株)和(やまと)設計事務所にて図書館の設計を多数手掛ける。日本図書館協会施設委員会委員、千葉大学、東京学芸大学非常勤講師を経て1998年(有)図書館計画コンサルタント代表。全国の市町村図書館のコンサルティングにたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

              
              
              
              

