内容説明
世界の港湾ビジネスの著しい成長に対し、この動きに立ち遅れてきた日本。国力低下に直結するこの危機から脱するためのカギは、ビジネス志向の国際交流活動にある。地方自治体に勤務しながら港湾の国際団体の役員を経験した著者が、人・組織・方法論の三つの側面から国際交流活動を検討し、実務的な提言を行う。あらゆる分野で国際化が進むいま、地方、企業で国際業務に携わる人に必読の書。
目次
第1章 港湾ビジネス
第2章 IAPH
第3章 国際交流と人
第4章 国際交流と組織
第5章 国際交流の方法
付録
著者等紹介
染谷昭夫[ソメヤアキオ]
1938年東京生まれ。1965年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年運輸省入省。主として港湾に関わる業務に従事。1993年大臣官房技術参事官を最後に同省退官後、名古屋港管理組合専任副管理者。1995年から国際港湾協会に役員として関わり、2001年から2003年まで会長を務める。2005年に両ポストを退任。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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