内容説明
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれ世界市場を席巻した日本。しかし、バブルの崩壊をきっかけに日本経済は低迷し、二十一世紀になってもその競争力は回復していない。こうした状況を打破し、日本(経済)が再び活力を取り戻す原動力になるのは「科学技術イノベーション」である。本書は、現在の視点で「イノベーション」を捉え直し、その具体的な方法を提示する。
目次
第1章 イノベーションとは何か?
第2章 イノベーション大競争時代
第3章 日本のイノベーション・エコシステム
第4章 イノベーションが期待できる地域
第5章 期待できる日本の最新科学技術分野のイノベーション
第6章 日本の進むべき道―二十一世紀の科学技術と社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なめこの王様
1
出版年が2009年と古い分、着目している部分も少し時代のずれを感じたが、今後の日本が科学技術で生き残るための国レベルの戦略に触れることができてよかった。この時はIRTと太陽電池、合成生物学という3つの柱だったが、今は何を掲げるのだろうか。イノベーションのためのコミュニティづくりはきっとどんどん増えていると思うが、今期待のコミュニティはあるのかな。そんなことを考えるきっかけになった。 いい街にはいい人が集まる、というそういう視点で今後の生活を考えられるといいなと思う。2025/09/08
NekoApple
0
http://booklog.jp/users/keithewisdom/archives/48634501412009/11/04
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