内容説明
認知症とともに生きるまちとは、どのような構成要素が備わり、その力がどのように発揮されるまちなのだろうか。認知症の人と家族による当事者運動の実践が果たす役割、認知症の人や家族と協働することで組織化されてきた住民活動の実践が果たす役割の2つの視点から検討する。
目次
序章 本書の目的と構成
第1章 認知症の当事者運動とまちづくりの研究動向
第2章 日本の認知症施策と当事者運動の経緯
第3章 先駆的な地域のまちづくりの実践
第4章 全国で展開されているプログラムの実践
第5章 「認知症とともに生きるまち」の考察―その構成要素の析出と推進力の把握について
終章 本書が明らかにしたこと
著者等紹介
手島洋[テシマヒロシ]
京都市出身。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了、博士(社会学)。社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会に入職後、権利擁護センター所長、地域福祉部長などを経て、県立広島大学保健福祉学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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