内容説明
子どもから大人へ、学校から社会への移行期、障害のある若者たちに、授業を通して伝えたいことがある、見せたい世界がある―「学ばなくても、さしあたり生活に支障がないこと」ではない、現代的な課題に関わる「科学」「社会」の学習。
目次
第1章 障害のある若者に「科学」「社会」の学びを(学びの本質から考える;青年期の学びの場の実態から考える ほか)
第2章 社会をつくるのはあなたたち―理科・社会科での環境教育(社会科「環境問題を考えよう―地球温暖化とプラスチック問題」;障害のある子どもたちに「環境教育」の実践をすること ほか)
第3章 生徒の知りたいを受けとめて―新型コロナウイルス感染症について知ろう(授業を計画した背景;「新型コロナウイルス感染症について知ろう」の授業 ほか)
第4章 ともに議論する仲間へ―雲作り実験からはじめる豪雨災害の学習(今回の実践のきっかけ;雲作り実験からはじめる豪雨災害の学習 ほか)
第5章 「知りたい」「学びたい」に応える―教育・学習のなかで大切にしたい視点(若者の権利;若者の「知りたい」「学びたい」に応える ほか)
著者等紹介
丸山啓史[マルヤマケイシ]
京都教育大学准教授
國本真吾[クニモトシンゴ]
鳥取短期大学教授
澤田淳太郎[サワダジュンタロウ]
鳥取県立白兎養護学校教諭
塩田奈津[シオタナツ]
京都府立与謝の海支援学校教諭
村上穂高[ムラカミホダカ]
京都教育大学附属特別支援学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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