内容説明
認知症の進行がどの程度であっても、より幸せな生活が送れるように、コミュニケーションをとる、アクティビティを使用する、日々の活動を簡略化する、環境を調整する…認知症のある人を直接介護する家族や介護士だけでなく、作業療法士、理学療法士、看護師など専門職に役立つ、幅広い内容の対応方法を集めたガイドブック。
目次
1 行動症状への対応の基本的な考え方
2 日常のケアでの活動の使用
3 効果的なコミュニケーション
4 安全な住環境づくり
5 認知症のある人の健康支援
6 介護者の健康管理
7 行動心理症状の理解と対応
8 ワークシート
著者等紹介
ギトリン,ローラ・N.[ギトリン,ローラN.] [Gitlin,Laura N.]
博士。ドレクセル大学看護健康専門職カレッジ長/特別教授、アメリカ老年学会名誉上級会員、アメリカ看護アカデミー名誉上級会員、アメリカ作業療法協会会員。国際的に活用されている地域での本人・家族支援プログラムを複数開発してきた、世界を代表する認知症ケア研究者(応用社会学者)
ピアソル,キャサリン・ヴェリエ[ピアソル,キャサリンヴェリエ] [Piersol,Catherine Verrier]
博士。トーマスジェファーソン大学作業療法学科長、ジェファーソンケア(認知症のある人や家族のための相談&トレーニングセンター)のディレクター、アメリカ作業療法協会会員、アメリカ老年学会会員。ギトリン氏と共に国際的に評価の高い地域での本人・家族支援プログラムや評価ツールを開発してきた認知症ケア研究者(作業療法士)
西田征治[ニシダセイジ]
県立広島大学保健福祉学部作業療法学科教授。2011年、広島大学大学院保健学研究科修了、博士(保健学)。作業療法士免許取得後、九州労災病院、柳川リハビリテーション学院、広島県立保健福祉大学を経て、現在に至る
小川真寛[オガワマサヒロ]
神戸学院大学総合リハビリテーション学部作業療法学科准教授。2011年、広島大学大学院保健学研究科修了、博士(保健学)。作業療法士免許取得後、大学病院、回復期リハ病棟、デイケア、デイサービスや老健などで勤務。2014年より京都大学入職、2017年より京都大学医学部附属病院を経て、現在に至る
白井はる奈[シライハルナ]
佛教大学保健医療技術学部作業療法学科准教授。2011年、広島大学大学院保健学研究科修了、博士(保健学)。作業療法士免許取得後、大阪府済生会中津病院、広島大学大学院保健学研究科助手、京都大学医学部附属病院デイ・ケア診療部、京都大学大学院医学研究科助教、佛教大学講師を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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