救護施設からの風―「健康で文化的な最低限度の生活」施設×ゆたかな暮らし…

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救護施設からの風―「健康で文化的な最低限度の生活」施設×ゆたかな暮らし…

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784863422711
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C0036

内容説明

貧困と格差社会の中で苦しむ精神障害者や発達障害者、アルコール依存症、ホームレスの人々を支えてきた援助実践とこれからの救護施設の役割と課題を考える!

目次

プロローグ―困っている人への「生きる力への支援」
第1部 人生はドラマティック―救護施設の暮らしと利用者の思い(日々の暮らし、日々の思い;これまでの人生、これからの人生)
第2部 救護施設の今、そして、これから―「個室化」を経て、さらに人権尊重の生活支援を(施設の建て替え、個室化がもたらしたもの;救護施設って、「高齢?介護!施設」…?;1日3度の大事な“生活支援”―温心寮の食事提供について;救護施設は人生の交差点;精神科医療との連携)
第3部 これからの救護施設の役割と課題を考える
エピローグ いま私たち救護施設をとりまくもの―あとがきにかえて

著者等紹介

加美嘉史[カミヨシフミ]
佛教大学社会福祉学部教授

松木宏史[マツキヒロシ]
滋賀短期大学幼児教育保育学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

30
生活保護利用者が生活する施設である救護施設。その施設の社会的役割と生活している人びとの歴史が描かれている。様々な生活を経験して施設にたどり着く。でもどの人生もかけがえのないもの。新自由主義的自己責任社会が冷たくのしかかるからこそ、大切なものを本著から学べた。2019/11/20

ネギっ子gen

5
カバー装画は柏木ハルコ氏。施設名にマッチした“心温まる”絵柄です。生活保護法上の生活施設ゆえに「相部屋」が当たり前とされる救護施設にあって、本著の「高槻温心寮」では利用者の“声にならない声”に耳を澄ませ、「健康で文化的な最低限度の生活」は個室であるべきと、全国の救護施設に先駆け、2008年に全室を個室化。このことを、加美嘉史・仏大教授は本著内の提言「これからの施設を考える――“当たり前”を問い直す」で<これは従来、“当たり前”とされてきた施設の社会的規範を問い直し、施設の居住水準を引き上げた実践であり、⇒2020/03/29

りっちゃん

1
2003年出版の『救護施設との出会い』と並行して読んだ。全国の救護施設に先駆けて、個室化をした高槻恩心寮の意義は大きいと感じた。精神科病院長期入院患者の地域以降の受け皿に救護施設がなったこと、精神科病院が近隣にあることで、精神障害者の生活の場となっている高槻恩心寮の独自性を知ることができた。2025/05/28

そね

0
個室に出来ればなぁとは思うけどこればかりはハード面なのでなかなか難しい。せめてソフト面でも個別にできるようにとは思っても人手不足で最低限の日課をこなすだけで精一杯。その人にあった生活で穏やかに過ごすことができる環境を提供出来ればと思う。もう一度読み直して色々なことを考え直していきたい。2020/03/15

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