内容説明
認知症を知識として伝えるのではなく、認知症の本人、家族、周囲の人の思いやつながりから認知症を学び、こどもの心を育てます。
著者等紹介
藤川幸之助[フジカワコウノスケ]
詩人、児童文学作家。1962年熊本県生まれ。長崎大学教育学部大学院修士課程修了。日本児童文学者協会会員。小学校の教師を経て、詩作・文筆活動に専念。認知症の母親の介護体験をもとに命や認知症を題材にした作品を作り続ける。また、認知症の理解を深めるため全国各地で講演活動を行っている
宮本ジジ[ミヤモトジジ]
東京生まれの関西育ち。京都嵯峨美術短期大学版画科卒業。OLを経て、2000年よりフリーのイラストレーター。主な仕事は、書籍装画、雑誌挿絵など。東京、大阪、京都などで個展、猫展多数。情緒的で印象深いイラストレーションを描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
8
「絵本 こどもに伝える認知症」シリーズ。アルツハイマー型認知症になったおばあちゃん。昔のことが今になって、その基準で行動するから周りの人には理解しづらいことも多い。でも、実際はもっと日常がぎくしゃくするし、どんどん周りが追い詰められていくような緊迫感を持つ。まだ、故義父の認知症を思い出すと苦しい。2020/08/19
よっちん
0
研究室2024/09/07
よっちん
0
図書館2024/05/21
たくさん
0
なんかアルツハイマーを理解してほしい本は最近多いけれど、すこしかわいそうな人視点というか助けてあげよう視点が多く思えて、暴力性とかまともな時とか、家族間のわだかまりがそういうのにも影響とか視点が赤ちゃんだけの本だと子供に勧めにくいかなあと個人的に思います。2021/02/21